少子化(人口減少)の進行により2013年、中学校の吹奏楽部が廃部になった山形県上山市宮川学区。
生まれ育った地域によらず、合奏音楽の機会を選択できる環境の提供を目指して上山ユースバンドは、2017年に立ち上がりました。
『部活動』としては可能なことが、『地域文化活動』として展開していく場合、いくつもの「壁」が存在します。
合奏音楽をやりたいと希望する上山市内の少年少女が、より気軽に上山ユースバンドの活動に参加できる環境と、地域が目指す文化活動のカタチを築いていくため、障壁のひとつである少年少女が使用する楽器の整備に向けた購入資金を、クラウドファウンディングにより、皆様のご支援をいただきたくご案内申し上げます。
平成30年6月
代表実行者 相田淳一 (上山ユースバンド パステルブラスバンド主宰)
※支援金は、返礼費用や手数料にも充てさせていただきます。
※上山ユースバンド事務局に直接お申し込みされる場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
※山形サポートは、山形新聞、荘内銀行が主体となって運営しています。
![]() ご支援お願いチラシ(表) |
![]() ご支援お願いチラシ(裏) |
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![]() ご支援方法、ご支援コースについて |
平成30年5月13日に新年度追加募集を締め切った上山ユースバンドは、このたび宮川学区在住の少年少女二名を、第一期メンバーとして迎え、平成30年度の活動を開始しました。
募集期間(平成29年10月21日〜)において、初心者向け金管楽器体験ワークショップ「コルネットを吹いてみよう!」の開催や、通常練習活動を開放し、体験見学いただける機会を設けたところ、10名程度の子供たちが参加してくださいました。
上山ユースバンドの入団要項では、楽器の準備は入団者にお願いしておりますが、利用に耐え得る中程度の金管楽器は、そう気軽に購入できる金額ではないことも理解しております。そしてそのことが、入団を躊躇する大きな壁になっているのだろうと、想像できます。
通学先で活動する「部活動」では、備品楽器を使用するのが一般的なスタイルであるところも、「地域文化活動」である上山ユースバンドにおいては、克服していかなければならない壁のひとつとなっています。
希望する地域の子供たちに、可能な範囲の環境を提供し、地域で文化をつないでいくことのきっかけ作りとなる活動の構築に向けて、多くの皆様のご支援をお願い申し上げます。
実行者一同